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MRJ第2期ワークショップが始動

更新日:2月16日


2025年1月15日に北海道オホーツクの置戸町で大地再生の旅のメンバーが集まりました。北海道各地からはもちろん、東北、関東からの参加と、オンラインでも参加していただきながら、2年目のワークショップがスタートしました。

はじまりにあたり、レイモンドさんより、このグループは、私たちのグループであり、みなさんのものであるので、心を開いて参加していただきたいという言葉を贈られました。


大地再生農業は農法ではなく、考え方(マインドセット)

従来の農業に技術を取り入れるというのではなく、自然の仕組みを理解し、いかにして自然を模倣した農業にできるか。土の下に生きている隣人たちのチカラを借りて農業をするか。6年前から世界の最先端のリジェネラティブ農業を学びながら、実践を続けてきたレイモンドさんが、大地再生農業を言葉で表すとすれば、2つの言葉、ライフ(生命)とリレーションシップ(関係)です。今回は、その土の中の生命とそのつながりについて、深く学ぶワークショップとなりました。


オンラインでは、北海道、福島県、大分県、宮崎県からメンバーが参加しました。


従来のマインドセット(考え方)から新しいマインドセットへの変換から始めるのが大地再生農業の第一歩です。そのあとは、土の健康の原則について。植物の炭素が根に送られるとリゾシーズ(根鞘)が作られて、微生物との共生とエコサイクルが形成されていきます。


今回も、真菌と細菌のFB比、微生物の働き、土壌の安定した炭素など多くを学びました。最新情報としては、植物の根が微生物を取り込むライゾファジー(Rhizopathy)は、植物と根圏微生物との共生関係をより深く理解する情報でした。


大地再生の旅では、メンバーの想いも共有することにも重きを置いており、2日目には、1日目のワークショップや懇親会などで印象深かったこと「Peak Moment」を一人ずつコメントして行きました。こうして互いを理解し合うのも、レイモンドさん、明子さんが大切にされている安心できる場所としてのコミュニティーにつながっています。


2日間の様子は、アーカイブとしてメンバー内で動画を共有しています。


天候にも恵まれ、充実した2日間のワークショップが無事に終わりましたが、まだまだ話は尽きない感じの様子でした。新しい仲間を迎え、2年目も学びと刺激と発見の多い一年を楽しみにしています。


2月から4月までは4回のオンライン講座が続き、6月、7月は、楽しみな現地ワークショップとなります。

 
 

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北海道夕張郡長沼町東6線北13 メノビレッジ長沼

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